カメラの選び方の話①

まずお断りを。この記事では「このカメラがおすすめ!!」のようなことは書きません。陳腐化してしまうし、そういうのは資金力のあるところががっつり使い比べて書いてくれるので…。

どちらかというと、こんなカメラ選びをしようねというふんわりした内容です。

 

さて、これからカメラ沼に入ろうとする方(別に本人はそんなつもりはないことも多いけど…)は、初めてのマイカメラを選ぶ際に何を見るでしょうか?

画質?高感度耐性?オートフォーカス(AF)の食いつき?連写速度?値段?

5秒くらいでさっと挙げられるのだけでこんなにありますね。このうちAF性能以外は明確に「数字」として出るものです。(AF性能は時々書いてある以上だったり、そうでもなかったりがある)

もちろんこう言った数字で表される要素  ―値段は本来の意味では含まれませんがここではまとめてカタログスペックと呼んでしまいます―  も重要ですし、メーカーはこれらの向上のために相当な努力をしています。

ただ、個人的にはカタログスペック以上に重視してもらいたいところがあるのです。それは「使用感」です。結局のところこれを軽く見るとカメラにカビをはやす原因になります(カメラもレンズも使わないとカビます)。

 

たとえば、「いいカメラを買ったはいいけど重くて持ち歩く気にならない。」「グリップ(持つところ)が自分の手には大きすぎる/小さすぎる。」「ボタンに指が届かない」「ファインダーが見にくい」といった個人の事情による不具合は普通に発生します。

こうなると最初は「高かったし」等々理由をつけて持ち歩きますが、だんだん持ち歩かなくなって……となります(知り合いにいる)。

 

カメラを選ぶ際にはできるだけ実機を触ってみること、これが大事です。「勧められたから」、だけだと事故が起きかねません…。ぜひ触ってみて下さい。思いもよらぬ機材が友達になってくれたりします。

 

今回はこの辺で。次は別の角度からカメラの選び方を書きたいなと思いつつ…